昨日、生まれて初めて杖を使って
こんぴらさんを登りました、
ちびりんです

(小学生の頃、杖を持って行ったものの、
使い方が分からず、いつのまにか荷物になるということになって以来
使ったことなかった

いや〜杖はいいですね

こういうところでのモチベーションが違う

そのようにして撮ってきた画像がコチラ


段差?(笑)
いえいえ


こんな感じで見逃してしまいがちなこの石段ですが、
この1段、ただ者じゃないんです

そもそも、
Q.こんぴらさんの石段は、何〜段

A.785段

正解

と、なるのは
この「1段」のおかげなんです

こんぴらさんが今の参道の形になったのは
江戸時代の中期から後期

完成した石段を数えてみると、
実は786段

7、8、6・・・・なやむ・・・悩むか〜〜〜

ん〜〜縁起がワルイ!1段減らそう

そこでできたのが、
さっきの「1段」

こんぴらさんの参道、
上り側で唯一の下る段なのです



この1段でひとつ下げて、
ご本宮まで「785段」とされています

地元の人は785段を
「786(なやむ)一歩手前」と覚えることが多いのですが、
小学校時代それを友だちに教えたとき、
聞かれて困った素朴な疑問・・・
「 『786(なやむ)』一歩手前より、
『なやむ』を越した『787段』のほうがカッコイイやん

悩まんようにするなんて良くないんちゃん

参道に住みながらぐうの音も出ず、
悔しい思いをした小学生のワタシ・・・
その疑問が解消するときが来ようとは

あの1段、
1段下がることで「なやみ」を「落とす」
という解釈もあるそう



なるほど


ですので、どうぞ皆さん悩みを恐れることなく、
存分に悩んでお越しくださいね

長年の疑問が解消

「『悩むのは良くない


と思ってずっと聞けずにいた(笑)
あーよかった!ホントにひとつ悩みが落ちました


この「1段」は旭社を右へ、
暗がり峠の手水舎の手前にあります

ぜひ、悩みを落としてご本宮へ

